エノツーリズモのスペシャリスト 河村がコーディネートします!

河村悦子(Etsuko Kawamura)


自己紹介: エノツーリズモ・コーディネーター、観光通訳ガイド。

大阪で海外旅行の手配兼販売、添乗員を経て、95年シチリア島パレルモに渡る。現地オペレーターでグループ旅行の手配とアテンド業務に約10年間従事したのち、独立。

 

2007年ソムリエ資格、2009年オリーブオイルソムリエ資格を習得後ワイナリー見学などを主にした個人向けグルメツアーのコーディネートを始める。

 

2010年、シチリア州ワインインスティトゥートが主催したエノツーリズモのスペシャリスト講座を終了し、エノツーリズモ・コーディネーター第1号となる。

 

2011年、結婚を機にミラノへ移住。エノツーリズモ・コーディネーターとしてシチリア島だけでなく、ピエモンテやヴァル・ダオスタ方面でも活動を開始。

 

AIS(イタリア・ソムリエ協会)ソムリエ会員

AISO(イタリア・ソムリエ協会オリーブオイル部門)ソムリエ会員

シチリア州公認ツアーエスコート


出身地: 山口県
 

ワインは人間と同じようなもの。それぞれに個性があり、飲む人の好みによってその受け入れ方も違ってきます。

 

私にとってワインは「楽しむもの」であり「コミュニケーションの楽しいひと時」です。

それ故、ワインの知識は「楽しい時間を過ごすため」に利用するべきで、決して「堅苦しい、おしつけ教養」であってはならないと考えます。

 

口当たりのよいまろやかな軽いワインを好む方に、タンニンの強いフルボディーのワインを「これが巷で美味しいとされているワインだ!」と強調しても無理があるどころか、好みではないが良質なワインとの新しい出会いが台無しになってしまうことすらあるはずです。

 

ソムリエとなり試飲会などを重ねる度、知識に頼った一方的なアドバイスは、ワイン愛好者との溝を広げるばかりのように感じました。

残念ながら、イタリアで活躍するソムリエ達の間では未だにその傾向が主流なようです。

 

ワインは出会い。実際に生産する場所と土地を訪れ、一杯のワインを隔て生産者と直接コミュニケーションをとることにより、ワインの知識は皆無という方からワイン愛好者まで全ての方に「新たな出会いと発見」が得られるようなエノツーリズムの実現が目標です。

 

文化、遺跡、美術そしてファッションと、イタリアは多くの観光的魅力を持つ国です。できるだけ多くの皆様をアテンドして、イタリアのもうひとつの魅力「ワイン」と「グルメ」の楽しさを紹介できればと思っています。