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南ア、ピノタージュのロゼ

さて、前回に続き南アフリカのワインをご紹介。南アフリカの地元品種「ピノタージュ」のロゼです。

 

ワイナリーは「デルハイム」。南ア、ステレンボッシュ地区の小さな家族経営のワイナリーです。

 

もともとこの周辺は1600年くらいからイギリス、オランダなどからやってきた白人が荘園を築いた古くからのラティフォンディウムが残るところ。

 

現在も由緒あるお家柄(?)で代々引き継がれたり、裕福なファミリー売買されて現在に至るといったようなワイナリーが多い場所です。

 

デルハイムも1900年の初めにドイツから移住してきた建設関係のファミリーによって購入されました。因みにデルハイムというワイナリーの名前は「デルさんのお家」という意味。

 

最初は果実園みたいなものだったそうですが、気候的に上手くいかず、この土地に会っているワイン用のブドウを作ってみればという友人の意見を取り入れてワイン造りが始まったそうです。

 

このロゼはデルハイムの超トップ売れ筋商品。なんたって、これだけのクオリティーで価格が(南アでは)90ランド(おおよそ500円くらい)という超お得プライスなのです!

光に翳すと少しオレンジがかった光沢が美しいピンク色。香りは苺やサクランボみたいな赤いベリー系と桃の花香のような感じもします。

 

すっきりとした酸味と口当たりのよさで、マリアージュできるお料理の守備範囲も広いですね。ちなみにアルコールは12,50度。

 

個人的にはピクニックとかにもっていってサンドイッチやフライドチキンやキッシュとかと一緒にアウトドアで楽しんだり、カクテル替わりのアペリティーボに使いたいワインです。

 

残念ながらまだ日本には入荷されていないみたいですが、ちょっとした日本食とも合わせることができそうな感じです。

 

デルハイムについての詳細はこちら(英語)